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関連リンク


東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金 ヤマト福祉財団

公益財団法人ヤマト福祉財団




東日本大震災復興支援へ向けた
寄付について


●ニュースリリース


●メッセージとご報告

助成先の復興再生事業について、5月のご報告です。


全国のみなさんの力で、合計142億3,608万1,360円にもなった寄付金。
「宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて。」という呼びかけのもと続けてきた
宅急便1個につき10円の寄付は昨年の3月31日をもって終了いたしました。
また、2011年7月1日より受付が開始された公益財団法人ヤマト福祉財団の
「東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金」は、2012年6月30日をもって
募金と助成の応募を終了いたしました。
この間、5次にわたり31件の助成を決定し、被災地の復興・再生が着実に進んでいます。
募金の総額は、財団に直接ご寄付いただいた方々の分を合わせて、
142億8,448万751円に上りました。
ご協力いただいたみなさまに心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
各助成先の概要は、ヤマト福祉財団のホームページに掲載されている
「第1次~第5次 助成先概要」というレポートでご確認いただけます。
このページの英語版にも、レポートの英訳を掲載しました。


5月の出来事をご報告いたします。
●第5次助成先の一つである三陸漁業生産組合は、建設中であった三陸漁業生産組合製氷
冷凍荷さばき施設の完成を祝い、竣工式を行いました。岩手県大船渡市にある漁師町・三
陸町越喜来地区は東日本大震災で572隻あった漁船のうち500隻を失いました。この惨状
に漁師たちは、「失った漁船を購入できたとしても、後継者不足で悩むこの町で漁業を再生
できるのか」と悩みました。そんなとき、「自分たちが獲った魚介を自ら加工・販売する六
次産業化」で再生を果たした漁協が他県にあることを知り、それをヒントに自分たちの再
生の糸口を見つけました。まずは三陸漁業生産組合を立ち上げ、自分たちで獲ったタコ、
カニ、ノドグロ、ツブ貝など、いわて三陸海岸の豊富な魚介類を自分たちの手で加工し、
販売することを計画しました。ヤマト福祉財団では、2012年4月、三陸漁業生産組合の新
たな漁業再生の取り組みが、漁師の元気を取り戻し、地域水産業の復興への原動力となる


と考え、高鮮度な水揚げを可能にする機器設備、漁具資材、漁船、車両の購入、製氷冷凍
荷さばき施設建設の費用1億3000万円の助成を決定しました。昨年の夏には漁の再開に向
けて漁師自ら漁具作りをはじめ、今年の1月には、組合の共有使用船舶「第十七天王丸」
の進水式も行われました。竣工式で三陸漁業生産組合の瀧澤英喜組合長理事は、「私たちの
夢がより多くの方々の夢となるように、東北が再び元気に豊かな場所となるように。ご支
援いただいた多くの設備を整えて、本日からこの場所で業務をスタートします」と挨拶さ
れました。
(2013年6月6日)

ヤマトグループ