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関連リンク


東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金 ヤマト福祉財団

公益財団法人ヤマト福祉財団




東日本大震災復興支援へ向けた
寄付について


●ニュースリリース


●メッセージとご報告

助成先の復興再生事業について、1月のご報告です。


      全国のみなさんの力で、合計142億3,608万1,360円にもなった寄付金。
      「宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて。」という呼びかけのもと続けてきた
      宅急便1個につき10円の寄付は昨年の3月31日をもって終了いたしました。
      また、2011年7月1日より受付が開始された公益財団法人ヤマト福祉財団の
      「東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金」は、2012年6月30日をもって
      募金と助成の応募を終了いたしました。
      この間、5次にわたり31件の助成を決定し、被災地の復興・再生が着実に進んでいます。
      募金の総額は、財団に直接ご寄付いただいた方々の分を合わせて
      142億8,448万751円に上りました。
      ご協力いただいたみなさまに心から感謝いたします。
      本当にありがとうございました。
      各助成先の概要は、ヤマト福祉財団のホームページに掲載されている
      「第1次~第5次 助成先概要」というレポートでご確認いただけます。
      このページの英語版にも、レポートの英訳を掲載しました。


      1月の出来事をご報告いたします。

第5次助成先の一つである福島県厚生農業協同組合連合会では、2013年11月の完成を目
指す「介護老人保健施設 厚寿苑」の起工式を、1月31日(木)に行いました。南相馬市
は福島県浜通り地区の北東部に位置し、水産業、農業のみならず、東北地方の代表的な夏
祭りの一つ「相馬野馬追」や日本有数のサーフスポットなどで知られる豊かな観光資源に
恵まれた地域です。しかし、東日本大震災による津波被害および原発事故で、第一原子力
発電所から30kmの範囲の一部地域が警戒区域や緊急時避難準備区域に指定され、指定外
地域の中心部に位置する鹿島区は多くの被災者の避難地域となりました。そのため鹿島区
の人口は高齢者を中心に震災前から約2,000人増加した一方で、病院は16施設から9施設
へ、高齢者の自立を支援する介護老人保健施設も8施設から4施設へと減少し、相双地域
全体の医療・介護環境が悪化、特に介護施設の不足が深刻な問題になっています。そこで、
鹿島厚生病院および併設の「介護老人保健施設 厚寿苑」を運営する福島県厚生農業協同
組合連合会は、地域医療・介護サービスの充実、強化のため、58ある病床数を100床に、
通所リハビリテーションの定員を1日20人から1日40人の2倍にする施設増床を計画し
ました。ヤマト福祉財団は、昨年4月に南相馬市および相双地域の地域医療・介護サービ
スを地域復興の大きな礎と考え、鹿島厚生病院併設の「介護老人保健施設 厚寿苑」の新
設事業へ10億円の助成を決定しました。起工式で福島県厚生農業協同組合連合会の庄條徳
一経営管理委員会会長は「本工事の完成により、地域に不足している介護、福祉の需要へ
の対応はもとより、高齢化対策を含めた包括的医療、介護を提供できると確信しています」
と挨拶され、来賓の櫻井勝延南相馬市長は「形に見える復興がなによりも心の支えです。
みなさんが待ち望んでいる介護施設が復興への期待に応える星となっていくと思います」
と挨拶されました。
      2013年2月4日

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