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関連リンク


東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金 ヤマト福祉財団

公益財団法人ヤマト福祉財団




東日本大震災復興支援へ向けた
寄付について


●ニュースリリース


●メッセージとご報告

宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて。

助成先の復興再生事業について、8月のご報告です。

一年をかけて、全国のみなさんの力で
合計142億3,608万1,360円にもなった寄付金。
宅急便1個につき10円の寄付は3月31日をもって終了いたしました。
また、昨年7月1日より受付が開始された公益財団法人ヤマト福祉財団の
「東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金」は、6月30日をもって
募金と助成の応募を終了いたしました。
この間、5次にわたり31件の助成を決定し、被災地の復興・再生が着実に進んでいます。
募金の総額は、財団に直接ご寄付いただいた方々の分と合わせて
142億7,426万4,524円に上りました。

ご協力いただいたみなさまに心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
募金のすべてを被災地の支援に活かし、
見える形にしていくヤマト福祉財団の活動は続きます。
各助成先の最新の状況をレポートした「第1次〜第5次 助成先概要」が
ヤマト福祉財団のホームページに掲載されました。
一つひとつの宅急便に入っていた希望の種が、
そして財団に直接ご寄付いただいた方々の気持ちが、
被災地でようやく芽を出し、育ち始めています。
ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。

今月は、先月のレポートでお伝えした2つの助成先の竣工式と完成式典について
ご報告いたします。

●第一次助成先の一つである福島県「すかがわ岩瀬農業協同組合」の農業用低温倉庫(助
成金2億5,500万円)が完成し、8月2日に竣工式が行われました。「すかがわ岩瀬農業協
同組合」は、損壊した6つの倉庫を1つの大型低温倉庫に集約することを計画。これまで
常温で保管していた米を低温保管することで品質管理を徹底し、集約化・大型化により検
査・流通の効率化も進めます。また、最新の放射線測定機器の常設により消費者に安心・
安全を提供し風評被害の払しょくを図っていきます。竣工式で組合長は「県下有数の農業
地帯である、すかがわ岩瀬の農業復興なくして、地域振興はあり得ません。高機能な倉庫
を有効に活用し、安定した品質管理により、消費者からの信頼回復に努めていきます」と
話されました。

●第一次助成先の一つである特定非営利活動法人よつくらぶが運営する「道の駅よつくら
港」が竣工し、完成式典ならびにオープニングイベントが8月11日に行われました。「道
の駅よつくら港『交流館』」は、日本で唯一港の中にある道の駅。地域の生産者と密接な関
係を持ち、農水産物を提供する重要拠点でしたが、震災による津波で機能の大半を損失し
ました。原発事故の風評被害にも苦しむ地元の農業・水産業者の声に応え、震災から1ヵ月
後の昨年4月に土日の営業を、7月には平日営業も仮設店舗で開催しました。そして昨年
8月にヤマト福祉財団の1億8,000万円の再建費用の助成が決定、今年の1月17日に地鎮
祭が行われ、8月11日に待望の「市民の交流の場、販売・流通の場」となる新たな交流館
が防災設備も備えて完成しました。完成式典でよつくらぶの理事長は「この交流館が成功
することで、『よし、私たちも』と続き、復興の輪が広がっていくと信じています。今後、
地元復興のシンボルとなれるようにみんなで力を合わせて盛り上げていきます」と挨拶さ
れました。(2012年9月3日)

ヤマトグループ