トップメッセージ

ヤマトグループは、1919年にトラック4台で創業して以来、日本初となる「路線事業」や「宅急便」の開発など、時代のニーズに応えるイノベーションを創出してきました。

そして、創業から102年目に当たる2021年4月1日、私たちはグループ各社の多様な経営資源を結集した新生ヤマト運輸を中核とする新たなヤマトグループとして、まさに「ONEヤマト」体制で新たな一歩を踏み出します。
ONEヤマトで、お客さま、社会のニーズに正面から向き合い、経営のスピードを速め、経営資源をより磨くことで、お客さまのくらしの、そしてお客さまのビジネスのベストパートナーになるべく、新たなイノベーションの創出を目指します。

今日、新型コロナウイルス感染症の影響で、ライフスタイルや、ビジネスの環境は大きく変化し、全産業のEC化が急速に進んでいます。この変化は、アフターコロナでも決して後戻りすることなく、さらに加速度的に進展すると予測しています。
その状況下で、常に受け手のお客さまのニーズを的確に捉え、先んじて新たな価値を生み出し、売り手のお客さまのサプライチェーンの変革をトータル、かつ持続的に支援する存在になる、それが私たちの目標です。

その実現に向け、昨年発表した中長期的な経営のグランドデザイン「YAMATO NEXT100」でビジョンを明確化し、今年1月には中期経営計画「Oneヤマト2023」で、「データ分析に基づく経営資源の最適配置」、「グループインフラの強靭化」「サプライチェーンをトータルに支援する、ビジネスパートナーへの進化」「『ECエコシステム』の最適解の創出」「サステナブル経営の強化」など、具体化した9つの重点施策を掲げました。

これらの施策を通じ、サプライチェーン全体に価値提供を行い、そしてお客様と向き合う時間を拡大し生産性を向上させる、さらに環境、社会分野の重要課題に対する具体的な目標を達成し、社会と事業のサステナビリティを高めることで、企業価値の持続的な向上を目指してまいります。

私たちの使命は、経営理念に掲げる「豊かな社会の実現に貢献する」ことです。先人たちの志を忘れることなく、多様なステークホルダーの声に真摯に耳を傾け、常に新たな運び方を創造し、個人、法人のお客さま、そして社会全体に新しい価値を生み出し続けるべく、ヤマトグループ一丸で取り組んでまいります

2021年4月
ヤマトホールディングス株式会社
代表取締役社長

長尾 裕