お知らせ(2025年)
2025年01月09日
物流の2024年問題などの社会課題に寄与する「貨物専用機の運航」が
「2024年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞」を受賞
ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕)は、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取三津子、以下「JAL」)と2024年4月11日から開始している「貨物専用機の運航」が、日本経済新聞社主催の「2024年日経優秀製品・サービス賞」において「最優秀賞」を共同受賞しましたのでお知らせします。
本貨物専用機は、ヤマトグループが導入し、JALグループのスプリング・ジャパン株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:浅見達朗、以下「スプリング・ジャパン」)が運航しています。
<ヤマトグループの貨物専用機>
「日経優秀製品・サービス賞」は、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、2024年で43回目を迎えます。日本経済新聞社が独自に候補となる製品・サービスを選定し、審査委員会で最優秀賞をはじめ受賞製品・サービスが決定されます。
「貨物専用機の運航」が、トラックドライバーの不足により輸送力の低下が懸念される物流の2024年問題においてトラックの代替輸送手段になり得る点や、地方の生鮮品が首都圏へスピーディーに流通させることが可能となった点などが評価され、「最優秀賞」に選定されました。
今後も両社は、本貨物専用機の強みを生かし、安定的な輸送力の確保に加え、航空輸送の利点であるスピード輸送や、深夜帯を含む利便性の高い運航ダイヤ、海外を含めた輸送ネットワークを提供することで、持続可能で強靭な物流ネットワークの構築を目指し、生産者や事業者の商圏拡大や地域産業の活性化に貢献します。
2024年日経優秀製品・サービス賞
URL:https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2024/
以上
【お問い合わせ先】
<報道関係の方>
ヤマトホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション戦略担当 TEL:03-3541-4141
【参考】
<貨物専用機の概要>
成田国際空港、羽田空港、新千歳空港、北九州空港、那覇空港に就航する国内唯一の貨物定期便です。羽田空港と北九州空港・新千歳空港を結ぶ路線は、既存の旅客機が運航していない深夜帯に運航しており、日中の製品の生産時間、農水産物の収穫・水揚げ時間などを確保したまま、より遠方にスピーディーかつ高鮮度の状態で商品を流通させることが可能です。また、成田国際空港と羽田空港を午前中に出発する国際線旅客便ともスムーズに接続することができます。
■導入機材
使用機種:エアバスA321-200 P2F ※旅客型機(中古機)を貨物専用機に改修
最大搭載重量:28t/機(10t車約5~6台分)
搭載コンテナ:AAYコンテナ(メインデッキ)14台・AKHコンテナ(ロワーデッキ)10台
<プレスリリース>
・8月1日(木)から羽田空港と新千歳空港・北九州空港間で貨物専用機の運航を開始(2024年8月1日)
URL:https://www.yamato-hd.co.jp/news/2024/newsrelease_20240801_1.html
・持続可能で強靭な物流ネットワーク構築に向けて4月11日(木)から貨物専用機の運航を開始(2024年4月16日)
URL:https://www.yamato-hd.co.jp/news/2024/newsrelease_20240416_1.html
・貨物専用機への改修を開始し、2024年4月の就航に向けた準備を着実に進行(2023年6月6日)
URL:https://www.yamato-hd.co.jp/news/2023/newsrelease_20230606_2.html
・2024年4月から運航を開始する貨物専用機の運航路線・運航便数を決定(2022年11月22日)
URL:https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20221122_1.html
・持続的な物流ネットワークの構築に向けてフレイターの運航を2024年4月から開始(2022年1月21日)
URL:https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20220121_5.html
<特設ホームページ>
・フレイター改修レポート「旅客機がフレイター(貨物専用機)に生まれ変わるまで」
URL:https://www.yamato-hd.co.jp/pr/mobility/freighter/