労働安全衛生

推進体制

当社グループの運輸事業の中核を担うヤマト運輸では、安全確保が経営の重要課題の一つであり、安全衛生管理規程のもと、労働安全衛生の取り組みを着実に進めています。コーポレート本部に労働安全衛生を担当する専任部署を設置するとともに、労働安全を担当する役員が責任者となり委員長を務める中央安全衛生委員会を設置し、全社の推進を行っています。
ヤマト運輸では、労働災害のない安全な作業環境を実現し、社員が安心して業務に励むことができるよう、安全衛生管理体制の強化に取り組んでいます。2021年7月には「労働災害ゼロ週間」を実施。重点目標を周知するためのポスターを作成し、全事業所で労働災害撲滅に取り組みました。

<2021年度の重点目標>
場面 指導項目
集配時 端末や伝票などを見ながらの「ながら歩き」はしない。
荷台乗り降り時 車両のステップの高さ、形状は日々確認する。
荷物は荷台に置き、手すりなどを持ち、降りる際には後ろ向きで降りる。
フォークリフト作業時 作業は明示された範囲の中で行い、他の動線と交わっている所は歩行者の動きに注意する。
ボックス積み降ろし時 ゲート車は落下防止ベルトなどを正しく使用すること。また作業範囲にむやみに近づかない。
センター構内作業時 スノコや小物コンテナなどに躓かないよう、定置管理を徹底する。
ベース構内作業時 マテハン使用時のマニュアル再確認と、作業時の保護具の着用を徹底する。
ハンドリフト使用時 空パレットから抜く際に、重しとして人を乗せる事は避け、使用後は必ず定置管理場所へ保管する。
脚立使用時 使用する際には「開き止め金具」が確実にロックされていることを確認する。
館内(台車)集配時 台車(6輪台車含む)に荷物を積む際には目線の高さまでとし、周囲の人の動きに十分注意する。
事務所内での業務時 歩行動線上には物を置かず、動線上の電源コードにはモールを設置し、躓きを防止する。

労働安全に関する教育

ヤマトグループでは、労働災害防止に向けてグループ各社で教育を行っています。

ヤマト運輸:労働安全研修

労働災害防止に関する基礎知識を全社員が身につけるため、作業を標準化した「作業手順書」や安全に関する社内向け情報誌を、入社時や定期的な教育の場にて使用しています。2021年度は、事業所責任者に対する労働安全衛生基礎講習やリスクアセスメント講習を実施しています。

ヤマトボックスチャーター:安全講習会

安全講習会に参加する社員

ヤマトボックスチャーターでは、フォークリフトによる重大事故を防止するため、外部の講師を招いてフォークリフト配置店・フォークリフト作業者を対象とする実技訓練を実施しました。

労働安全に関する取り組み

ヤマトグループ:新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取り組み

ヤマトグループは、社員の健康維持・安全確保を第一に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っています。具体的には、社員本人とそのご家族の感染予防のために、社員約22万人全員に1人1箱のマスク支給や、夏場の熱中症対策の一環として夏用マスクの配布を行いました。また、各事業所では消毒液を設置し、社員の感染対策に努めています。

ヤマト運輸:熱中症対策

ヤマト運輸では、日常生活や業務中に関する熱中症の発症や重症化を抑制するために様々な対策を実施しています。具体的には、ベースなど荷物の仕分け場所において、冷風機やスポットクーラーを設置することにより、職場環境を整えています。また、ネッククーラー・塩飴・タブレットなどの熱中症対策グッズを導入し、社員の健康管理に努めています。 さらに、熱中症対策に関するガイドライン・マニュアルを作成し、全社員に対する熱中症への注意喚起や、熱中症発生時の報告フローについて周知を図っています。

ヤマト運輸:構内標示ルールの統一化

交通安全標識
統一標示により、標示された安全通路

ヤマト運輸では、労働災害のない安心・安全な職場環境づくりに取り組んでいます。
「ロールボックスパレット(ボックス)の取扱いに伴う労働災害」や「フォークリフト作業に伴う労働災害」を防止するために、フォークリフトの作業範囲や安全通路(歩行者通路)の明示化を行いました。
さらに、安全通路やフォークリフトの作業範囲、ボックス導線について、標示の色や幅・サイン・設置箇所などの共通の基準を設け、構内の標示ルールを統一化しました。この取り組みによって、社員が安全な場所や危険な場所に対して統一の認識を持ち、労働災害の未然防止を実現することを目指しています。