沖縄シップスエージェンシーとビーワイディージャパン、ヤマトオートワークス沖縄が
県内の観光魅力度向上に向け、沖縄県初の電気バスの運用を来春より開始

１．背景

沖縄県では昨年度観光客数が過去最高を更新し※1、観光関連の産業は拡大を続けています。豊かな自然をはじめとした沖縄の魅力ある資源を活かした観光産業は今後もますますの発展が期待されています。

沖縄シップスは現在クルーズ客船の代理店事業により、沖縄県の観光産業活性化の一端を担っており、国内外での環境への関心が高まりつつある状況を踏まえ、那覇クルーズターミナル（沖縄県那覇市）に寄港する観光客に、排気ガスの出ないクリーンな環境を整えることによる観光魅力度の更なる向上を目指し、様々な取り組みを検討して参りました。

また、中国大手の電気自動車メーカーであるBYDは、日本国内での電気バスの普及に積極的に取り組んでいます。この電気バスは、ユーザーの使いやすさを追求し、排気ガスゼロ、低騒音と非常に高性能であり、2015年2月には京都市に国内初となる電気バスを提供するなど実績を積み重ねています。

YAW沖縄は運送事業者の「利便性向上」「コストダウン」「コンプライアンス経営支援」をコンセプトに、車両管理や、燃料供給、定期訪問による問診など幅広いサービスを一括して提供しており、現在では24時間365日対応可能な「スーパーワークス」を沖縄県に配備し「お客様の稼働を止めない点検・整備」を実現するとともに、よりお客さまのニーズにあったサービスの拡大を進めています。

今回、3社が連携し、沖縄県の観光魅力度向上に向けた電気バスの運用を開始することとなりました。

※1 沖縄県発行「平成28年版観光要覧」参照

２．電気バスの運用について

沖縄シップスがBYDの電気バスを10台導入し、来春より那覇クルーズターミナルに寄港する観光客の移動をサポートします。導入された電気バスの点検・整備はYAW沖縄が担い、常に安心安全な運行を支援致します。電気バスの整備に関しては、ヤマトグループで初めての取り組みとなります。

【3社の役割】

【導入する電気バス】

３．連携により実現する効果

電気バスの導入により、沖縄県を訪れる観光客の方にクリーンな環境を整え、観光満足度の向上に貢献し、観光支援を行います。また排気ガス削減により、沖縄特有の魅力ある自然の保全にも貢献します。

【お問合せ先】