平成29年4月18日
平成29年3月期 連結業績予想の修正に関するお知らせ
平成29年1月30日に公表した平成29年3月期 通期の連結業績予想を、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.連結業績予想の修正
通期(平成28年4月1日 〜 平成29年3月31日)
(単位:百万円)
|
2.業績予想の修正の理由
宅急便取扱い数量の著しい伸長、労働需給の逼迫といった経営環境および労働環境がさらに厳しさを増す中、お客様へのサービス品質や社員の労働環境を維持するため、費用が増加する見通しとなりました。
当社グループは、昨今のEコマースの急拡大等により、体制の構築が追い付かず、本年2月からヤマト運輸のセールスドライバーを中心に、社員の労働時間の実態を調査したところ、多くの社員が休憩時間を十分に取得できていない問題などが浮き彫りになりました。当該事実を厳粛に受け止め、社員満足を向上させる取り組みの一環として、新たに認識した労働時間に対し、一時金を支払うことを決定いたしました。
さらに、お客様へのサービス品質や社員の労働環境を維持するため、外部委託コストを中心とした費用が大きく増加する見込みとなりました。
なお、今年度からは働き方改革として、「労務管理の改善と徹底」、「ワークライフバランスの推進」、「サービスレベルの変更」、「宅急便総量のコントロール」、「宅急便の基本運賃の改定」などを断行していくことで、より社員が働きやすい環境の整備に邁進してまいります。
この影響などにより、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想(平成29年1月30日発表)を下回る見込みとなりました。
なお、業績予想と前期実績との差額には、外形標準課税増税や社会保険の適用拡大、退職給付費用の割引率低下による費用増加の影響も含まれております。
※ | 業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。 |
以上
【お問合せ先】
ヤマトホールディングス株式会社 広報戦略担当 山本・中田 03-3541-4141 |