現在、海外からの来日旅行客は2,000万人に達するほど年々増えています。特に中国を中心としたショッピング目的の旅行客が多数来日し、化粧品や家電製品、ベビー用品といった日本製品の人気が高まっています。また、帰国後も日本製品を購入したいというニーズが高まっており、中国においても日本製品を取り扱う小売店やEC事業者が増えていることから、今後もこの流れは加速することが予想されています。その中でも、インターネット通販を活用した越境ECは、中国の消費者が自国にいながら気軽に日本製品の購入が可能になるため、今後高い成長が見込まれています。

京東集団は、中国B2Cオンライン直販型会社の最大手であり、その傘下の海外法人向けのECモールであるJD.com International Limited（以下 京東全球購）は2015年6月に日本の商品を取り扱う日本館をオープンし、日本企業の誘致に力を入れてきました。

YGLは2014年4月から上海市郵政と連携したヤマトチャイナダイレクトを発売し、日本企業の中国での越境事業を物流から支援してきました。

この度、京東商城、ＦＲＡＮＫ（フランク）とYGLが連携し、中国向け越境ECの「販売チャネル」から「物流」までをトータルでサポートすることで、日本企業の新たな市場開拓と、日本経済の活性化に貢献してまいります。

3社が日本のメーカーや小売事業者、EC事業者に「京東全球購」への「出店」・「出品」を案内し、出店者の店舗設立及び運営サポートをＦＲＡＮＫ（フランク）が担います。

輸送についてはYGLが指定物流事業者となり、ヤマトチャイナダイレクトを利用して、日本の指定倉庫から購入者までの輸送を担います。また、物量が増えた際にはヤマトグループの中国国内の保税倉庫で保管し注文毎に出荷対応を行います。出品者や出店者は輸送から、バックヤード業務、店舗運営、エンドユーザーへの配送までトータルで業務委託をすることが可能になります。

【概要図】

「出店」・「出品」の状況により異なりますので、詳しくはYGLの担当までお問い合わせください。

定期的に日本企業向けの「出店」・「出品」に関する説明会を開催いたし、ご利用頂くEC事業者の海外進出をサポートします。