|
平成27年2月10日
第9回ヤマト運輸高校生経営セミナーの開催について
ヤマトホールディングス株式会社傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と共同で、社会の仕組みや経済の働きを学ぶ教育プログラム「第9回ヤマト運輸高校生経営セミナー」を開催したことをお知らせいたします。
記
1.目的
ヤマトグループは地域の一員としてのさまざまな活動を通じて、「豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念に基づき、平成18年より「ヤマト運輸高校生経営セミナー」を開催しています。9回目を迎える今回は、過去最多の19チームが参加しました。初の試みとして、宅急便展開国のシンガポールの高校生も参加し、国際交流できる場を設けました。この活動を通じて、高校生がより広い視野を持って、社会との関わりを認識し、自らの意志で進路を開拓する契機となるよう支援しています。
※ | 「ヤマト運輸高校生経営セミナー」は文部科学省主催の平成26年度「青少年の体験活動推進企業表彰」において「審査委員会奨励賞」を受賞しました。(http://special.nikkeibp.co.jp/as/201501/mext/02.html) |
2.活動概要
(1) | スケジュール: | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(2) | テーマ | : | 新たなネコロジーの企画立案 〜事業を通じてみんなでエコ社会を実現しよう〜 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(3) | 内容 | : | ヤマト運輸の社員がメンター(助言者)として高校生を職場に案内し、現在行っているサービスを説明。それを踏まえて、約6か月にわたり、テーマに基づき企画立案に取り組みました。 地区予選会を突破した代表9チームと、シンガポールから参加する1チームを加えた全10チームが2月7日の最終発表会にて、山内社長を含む評価者の前で発表を行いました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終発表会終了後の記念写真 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(4) | 参加チーム:全国18チーム、シンガポール選抜1チーム、合計89名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(※)最終発表会に参加したチーム |
3.結果
|
東京電機大学高等学校の学生と記念写真 |
4.優勝チームの発表について(東京電機大学高等学校)
地元・小金井市のごみ問題、農家の高齢化といった地域の問題を解決しながら、地域活性化にも貢献できる点が高く評価されました。
ヤマト運輸が生ごみ処理装置を小金井市在住のクロネコメンバーズ会員に貸し出し、一般宅の生ごみから作られた堆肥をヤマト運輸が集荷して農家に販売。また、高齢となった江戸東京野菜の生産者が指導者となり後継者を育成し、江戸東京野菜の生産増に繋がるサイクルを創り出す企画を立案しました。
5.最終発表会後の参加者の感想(抜粋)
・ | 今回の「ネコロジー」というテーマは難しく、事前学習会から1月の地区予選会までメンバーですごく悩みながらプレゼンを作り上げた。出来上がるにつれ、達成感を感じて、予選を突破することもできてうれしかった。このセミナーを通じて、みんなと協力して、一つの企画を作り上げることができて良い経験になった。 |
・ | 自ら企画を考え、プレゼンとするという非日常的な経験をさせてもらって成長できたと思う。今まで経営についてあまり関心はなかったけど、他の学校の発表を見て勉強になった。挑戦できてよかった。 |
・ | 企画を考えるということは、ニーズに応えるだけではなく、費用対効果だったり、場所との連携であったり、乗り越えることの大変さが分かった。やりがいを感じられるセミナーに参加できてよかった。 |
参考URL:
・公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本:http://www.ja-japan.org/
・ヤマトグループのCSR活動:http://www.yamato-hd.co.jp/csr/index.html
以上