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平成25年9月30日
マラウイ共和国への車両贈呈について
ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、マラウイ共和国に車両を贈呈しましたことをお知らせいたします。
記
1.背景
「アフリカの温かき心」と言われるマラウイ共和国では、大分県の一村一品運動を参考に「ONE VILLAGE ONE PRODUCT PROGRAMME、以下OVOP」を推進しています。この取り組みでは地域活性化を目的として各自治体がそれぞれ一つの特産品を育てています。また、ジョイス・バンダ大統領が「ムッジ村改革促進プロジェクト」(※)を今年5月に立ち上げ、製品を売買することで、農村部の収入増を目指しています。これらの特産品などの輸送のため、車両が必要とされています。
このたび、ヤマト運輸は駐日マラウイ共和国大使館の要請を受け、社会貢献活動の一環として宅急便の集配で活用していた車両を贈呈いたしました。クール宅急便を取り扱っているヤマト運輸のトラックは常温スペースのほか冷凍・冷蔵庫を保有しており、OVOPの活動やムッジ村改革促進プロジェクトの商品・農水産物などの輸送のために、マラウイ共和国全土や隣国で活用される予定です。
2.車両贈呈について
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【参考】マラウイ共和国について
図:マラウイ共和国の地図 |
マラウイ共和国はアフリカ南部に位置し、ザンビア、タンザニア、モザンビークに挟まれた内陸国で、リロングウェを首都としています。面積は11万8480平方キロメートルで、ほぼ北海道と九州と合わせた大きさです。人口は1320万人、公用語は英語とチェワ語です。タバコ・紅茶・繊維製品・砂糖・綿花・コーヒー・マカダミアナッツなどが主要輸出品目です。
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以上