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平成25年9月11日
工場ラインへの部品調達物流を支援するヤマトグループ初の「熊本スルーセンター」
運用開始と開所式のご案内
〜スピードアップ×高品質×ローコストな部品調達で、日本のものづくりを支援〜
ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、9月19日からヤマト運輸 熊本主管支店施設内でヤマトグループ初となる「熊本スルーセンター」の運用を開始いたします。「熊本スルーセンター」ではヤマトグループ独自の物流システム「FRAPS(※)」を導入し、国内・海外に分散するサプライヤーから工場ラインまでのジャスト・イン・タイム一括調達を提供。日本のものづくりを支援してまいります。
ファーストユーザーとして東京エレクトロン九州株式会社様(本社:熊本県合志市・代表取締役社長 飽本 正巳 様)にご利用いただくことになりました。
9月18日(水)に、熊本主管支店施設内で開所式を行いますので、併せてご案内いたします。
記
1.背景
近年、急速なグローバル化、ボーダレス化の進展で、取引先や生産拠点が分散・複雑化し、在庫量のマネジメントが難しくなっており、「ものづくり」で世界をリードする日本の製造業にとって、「物流全体の最適化」は、国際競争力向上のための重要な課題となっております。特に調達物流においては、調達から生産までのリードタイムの短縮や納品作業の効率化、保管スペースの圧縮などの改善が求められています。
ヤマトグループはこのようなニーズに対して、FRAPS(※)導入による工場ライン別の配送や全国ネットワークを活用した一貫物流、サプライヤーへの部品注文情報と輸送情報の融合による輸送の「見える化」を提供し、調達物流の効率化を支援するため、製造業の工場が集積する熊本県に、付加価値機能を有する24時間稼動の仕分けターミナル一体型施設「熊本スルーセンター」の運用を開始いたします。
※ | Free Rack Auto Pick Systemの略称で、ネットワーク上で最適化しながら複数個所に届けることを、素早く、確実に遂行するヤマトグループ独自の物流システム |
2.「熊本スルーセンター」概要
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(2) | 主な特徴 | |||||||
[1] | 調達リードタイムの短縮 | |||||||
全国のサプライヤーへの発注情報と輸送情報を連携させ、輸送の「見える化」を実現。また、FRAPSを活用し高速ピッキングで、従来の発注から製造ライン供給までのリードタイムを短縮。 | ||||||||
[2] | 在庫保管スペースの圧縮 | |||||||
24時間稼働、FRAPSを用いた製造ライン別の仕分けにより、在庫保管スペースを大幅圧縮。 | ||||||||
[3] | CO2の削減 | |||||||
開梱・工程別に仕分けした状態での一括納品により、工場構内での渋滞緩和が実現しCO2削減。 |
3.今後の展開
「熊本スルーセンター」では、工場ラインへの部品調達物流を通じて、スピード・品質・コストの全てを高める付加価値機能の提供に取り組みます。さらには「バリュー・ネットワーキング」構想の下、調達物流支援を地域の企業へ汎用的に提供していくことを目指してまいります。
4.「熊本スルーセンター」開所式のご案内
「熊本スルーセンター」の運用開始に伴い、開所式を行う運びとなりましたので、ご案内いたします。ご多忙の折誠に恐縮ではございますが、報道関係者の皆様にはご取材を賜りますようお願い申し上げます。会場準備の都合上、誠に勝手ながらご出席の連絡を9月17日(火)AM迄に、別添の「出席ご連絡票」にてお知らせいただきたく、併せてお願い申し上げます。
(1) | 日時 | ||||||||||
平成25年9月18日(水) 12:45〜13:30 (受付開始 12:15〜) | |||||||||||
(2) | 場所 | ||||||||||
ヤマト運輸 熊本主管支店施設内 熊本スルーセンター 2階 | |||||||||||
所在地:熊本県上益城郡益城町大字平田字深迫2441-2 | |||||||||||
(3) | 出席者(予定) | ||||||||||
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(4) | スケジュール | ||||||||||
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以上
【お問合せ先】
ヤマト運輸(株)CSR推進部広報課 藤岡・青木 | |||
電話 03‐3541‐3411 | eメール | ![]() |