「ビル・タウンマネジメント推進室」の新設

この組織は、大規模商業施設や大型複合ビルにて施設内の集約配送を行う「館内・エリア内物流」を母体として構築する「ビル・タウンマネジメントサービス」に特化した組織とする。

近年、物流効率の向上や環境保護、セキュリティ維持による施設ブランド向上を目的に大規模商業施設や大型複合ビルにて施設内の集約配送を行う「館内・エリア内物流」の導入が広がっております。そして、地球温暖化防止に向けたCO2排出量低減などの環境保護や、社会が求める地域全体のセキュリティ意識はさらに高まると予想されます。

上記の背景を踏まえ、現在ヤマト運輸では全国で約70の施設で館内配送業務を受託し、施設をご利用される方の利便性・安心感が向上するサービス提供のほか、納入車両の削減によるCO2排出量低減や地域安全の確保を通じて施設ブランドの向上を実現してまいりました。

今後、施設内の集配だけにとらわれない「まちづくり」と一体化した「ビル・タウンマネジメントサービス」を確立して社会の要請に応えていくことを目的に、本社の組織改正を行います。

平成24年11月1日（木）