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平成24年6月19日
中古トラックのマッチング事業に本格参入
整備や品質保証、リース、割賦販売などヤマトグループならではの
ワンストップで安心、
便利なマッチング事業を通じ
運送事業者の経営コスト最適化を支援。
ヤマトホールディングス株式会社傘下でトラックや流通機器のリースを行うヤマトリース株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役社長 田中 一典、以下YL)は、中古トラックのマッチング事業に本格参入します。
本事業は、YLのリースや割賦販売、ヤマトオートワークス株式会社(以下YAW)の整備や品質保証などヤマトグループならではの、ワンストップで安心、便利なソリューションを通じて、運送事業者の経営コスト最適化を支援していくことを目的としています。
具体的には、全国の運送事業者向けに、中古トラック販売会社の車両在庫をWebサイト上で見える化し、希望に合う車両があれば、販売会社と商談の機会を提供します。
燃料コストや車両コストの上昇に直面する運送事業者からは、中古専門業者も含めた他事業者に比べて安価に中古トラックを購入できるだけでなく、整備などヤマトグループならではの総合的なサービス力を評価する声も多く、この度の本格参入により、3年後には年間1,500台の取り扱いを目指します。
1.背景
燃料費の高騰や新車価格の上昇などのコスト負担を顧客に転化できない運送事業者にとって、新車トラックと比べ購入経費を大幅に圧縮できる中古トラックのニーズは年々高まって(※1)います。しかし、中古トラックの購入は「台数や購入窓口が少なく、架装(※2)によって仕様が細かく異なるため、希望車両が見つけにくい」、「オートオークションや複数の専門業者を経由して購入すると車両価格が割高になる」などが課題になっていました。
YLはWebサイトに国内最大級の約1,200台の中古トラックを、車両に精通したスタッフが厳選・掲載し、お客様のビジネスに最適な中古トラックをマッチングする事業を展開することで、運送事業者の経営コストの最適化を支援していきます。
※1: | トラック登録台数(新車と中古車の合計)に対する中古トラック登録台数の比率の推移 | |
2007年21.2% 2008年21.9% 2009年30.1% 2010年28.2% | ||
(出典) 一般社団法人日本自動車販売協会連合会 「自動車統計データブック 第29集」より算出 | ||
※2: | 車両などに積載されている装備。 |
2.サービス内容
(1) | 中古トラック検索サイト「クロネコトラック市場(イチバ)」を通じて全国から調達が可能。 |
掲載車両約1,200台の中から、「車種」「メーカー」「価格」「走行距離」などの希望に合った車両を検索することができます。新車トラックの場合の納期は、通常2〜3ヶ月ほどかかりますが、本サイトで中古車を購入の場合、最短3日で納入することができます。 | |
(2) | 信頼できる中古車会社の車両のみを掲載 |
YLが独自基準を基に信頼できる中古車会社を選定し、その車両をサイトに掲載します。 また、YLが独自に保有する車両は、エンジン・シャーシなどの部位、年式、走行距離を元にランク付けをしているため、希望に合った車両の購入ができます。 |
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(3) | 手間を省けるワンストップサービス |
Webサイトからはもちろん、電話からも車両検索や車両内容のお問い合わせ、車検、名義変更、納車、アフターサービスまでを一つの窓口で全て対応します。 | |
(4) | 選べる支払方法 |
現金、リース、割賦での購入が可能です。 | |
(5) | サービス提供料金 |
本サービスを通じて車両を購入した場合、車両本体価格の3%〜7%(車種や車型、オプションサービスの内容により変動)の手数料が発生します。 | |
(6) | 納車後のメンテナンス |
ヤマトホールディングス傘下で、年間約7万6千台の車検、整備の実績を持つ、ヤマトオートワークスでの整備、車検、点検の対応が可能です。 | |
詳細は「クロネコトラック市場(イチバ)」のサイトをご覧ください。 URL:https://truck-ichiba.yamatolease.jp |
3.今後の展開
運送事業者だけでなく「自家用トラック」の調達を考える製造業者・卸売業者などのお客様向けにも営業をし、3年後には年間1,500台のマッチング成約、取扱高50億円を目指します。
4.「クロネコトラック市場(イチバ)」のサイト画面
以上
【お問合せ先】
報道機関の方: | ヤマトホ−ルディングス(株) 広報戦略担当:松浦(03-3541-4141)まで |
一般の方: | ヤマトリース(株) 担当:乾・粟津・角田・山田(042-960-0771) まで |