平成23年5月17日
ヤマト運輸株式会社

軽商用電気自動車「MINICAB‐MiEV」
100台発注を決定

  ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、三菱自動車工業株式会社(以下三菱自動車)の軽商用電気自動車「MINICAB‐MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」を100台発注し、集配業務に使用することといたしましたのでお知らせいたします。


1. 背景
    ヤマト運輸は、「車両台数の抑制」「低公害な集配車両の導入」「エコドライブの推進」「走行距離の短縮」、さらに「モーダルシフトの推進」といった取り組みを通じ、宅急便事業のあらゆる局面で環境負荷の削減に努めております。そうした中、昨年10月より東京・羽田地区において、また本年1月からは宮城県仙台市にて、三菱自動車と共同で軽商用電気自動車(以下軽商用EV)の試作車を使った集配実証走行試験を実施してまいりました。
  こうした実証実験を踏まえた上で、ヤマト運輸の宅配事業において軽商用EVは対応可能と判断し、三菱自動車が試作車と同タイプの軽商用EV「MINICAB‐MiEV」を市販するに伴い、100台発注することといたしました。

2. 導入エリアについて
 
【主な導入予定エリア】
ヤマトグループの中核を担う物流ターミナル「羽田クロノゲート」建設にあわせ、集配中のCO2排出ゼロを目指している東京・羽田地区
「環境共生型都市・京都」の実現を目指す、京都市
100台の軽商用EV「MINICAB‐MiEV」は本年末に納車開始予定となっており、2011年度中に30台、2012年度以降に残り70台を現場に配備する計画です。

3. 今後の展望
    今回の軽商用EV「MINICAB‐MiEV」の発注・導入により、運送業界全体における商用自動車の次世代化の普及促進に貢献したいと考えております。一方で、車両をなるべく使わない集配なども推進することで、環境に配慮した取り組みをよリー層強化してまいります。

以上


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