平成19年4月24日
ヤマト運輸(株)

燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV」のモニター開始


  ヤマトグループのヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 木川 眞)は、4月27日から中部国際空港周辺地域において、燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV」による営業運行によるテストを実施し、燃料電池ハイブリッド車の実用化に必要な種々のデータを提供することをお知らせいたします。


1. 背景
  弊社は「ヤマト運輸は企業としての成長を維持しながら、2012年度のCO2排出総量を2002年度比で99%に抑制する。そのために、原単位排出量(宅急便1個当たり)のCO2排出量を30%削減する」というヤマト運輸地球温暖化防止目標の達成のために、低公害な集配車両の導入を進めています。2003年度からは、低公害車両の主軸をハイブリッド車とし、2006年には宅急便の象徴であるウォークスルーにおいてもハイブリッド車を本格導入いたしました。
こうした姿勢を評価いただき、平成18年の秋、トヨタ自動車株式会社より燃料電池ハイブリッド車のモニター依頼を受け、今回の運行開始にいたりました。

2. 導入地区
  常滑新開宅急便センター
(住所:〒479-0837  愛知県常滑市新開町3-14)

3. 使用方法
  常滑新開宅急便センター〜中部国際空港にある弊社の荷物集積所間の配送業務に使用。

4. その他
  水素の充填は、JHFCの燃料電池自動車用水素供給設備実証研究の一環として、中部国際空港内の「JHFCセントレア水素ステーション」を使用します。

  ゴールドキーが渡される様子

以上


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