平成18年7月15日
ヤマト運輸(株)

労働安全衛生法違反の疑いによる書類送検について


 ヤマトグループのヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小倉 康嗣)は、7月14日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。
 広く社会の皆様の信頼を裏切ったことを心より深くお詫び申し上げるとともに、二度とあってはならないこととして、再発防止に努めております。


1. 概要
   平成18年1月27日、弊社の秋田大仙エリアにおいて、フォークリフトによる積込作業の際、法定の資格を有していない社員にもフォークリフトの運転業務を担当させておりました。また同事業所で、大型トラックの運転者が、フォークリフトに積載した荷物と大型トラック荷台後部の間に挟まれるという事故を発生させました。
 この件について、7月14日、大曲労働基準監督署が弊社ならびに弊社関係者を秋田地方検察庁大曲支部に書類送検したものです。

2. 再発防止への取り組み
  <全国総点検と有資格者による作業実施の徹底>
 全国で有資格者による作業が徹底されているかを総点検し、フォークリフトを配置する全事業所で完全に有資格者による作業が行われていることを確認しました。また、その後も適宜、確認を継続し、再発防止に努めております。

3. 会社コメント
   このような事態を招いたことを深く反省するとともに、関係者の方々をはじめ社会の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。弊社は、今回の事故発生・無資格での運転について二度とあってはならないことと厳粛に受け止め、安全第一を徹底し再発を防ぎ、社会的信頼の回復に向けて全力で取り組んでまいります。

以上


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