平成19年3月23日 ヤマト運輸(株) |
ヤマト運輸の「次世代携帯電話NEKOシステム」 |
ヤマトグループのヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長 木川 眞)は、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(以下MCPC)主催の「MCPC award 2007」において、昨年のグランプリ受賞に引き続き、特別賞を受賞しましたのでお知らせいたします。 |
記 |
1. | 「MCPC award 2007」について |
「MCPC award 2007」は、MCPCが、モバイルコンピューティングの導入によって、高度なシステムを構築し、顕著な成果を上げている企業や団体・自治体を表彰するものです。今年で5回目となる「MCPC award 2007」には、52事例の応募がありました。 |
2. | ヤマト運輸の「次世代携帯電話NEKOシステム」 |
今回、特別賞を受賞した「次世代携帯電話NEKOシステム」は、通信機能だけではなく業務処理機能を兼ね備えたビジネスケータイ「E03CA」の導入によって、ビジネスシーンにおける携帯電話の可能性を追求したシステムです。 |
3. | 「次世代携帯電話NEKOシステム」の概要 |
当社のセールスドライバー(SD)は、携帯端末(ポータブルポス)で売上・カード決済における与信確認等の業務処理情報を入力しています。それらの情報は、携帯電話の通信機能によりネットワークに接続され処理されています。ここでの携帯電話は情報を「つなげる」役目をしているに過ぎません。 しかし、新システムでは宅急便の集配に関わる業務について、専用アプリケーションを搭載した携帯電話が、従来、ポータブルポスが担ってきた機能を果たすようになります。つまり、携帯電話一台で、業務処理と通信の二つの機能を果たすようになります。 |
4. | 「次世代携帯電話NEKOシステム」の効果 |
臨時要員が増加する繁忙期において大きな投資をすることなく、高品質なサービスをお客様にご提供することができます。また、従来の機器を導入するよりもコスト削減につながります。 |
【備考】 | |
「次世代携帯電話NEKOシステム」は臨時要員が増加する繁忙期でのみ稼働させており、平月は従来のポータブルポスを使ったシステムを稼働させています。 |
【参考】 | ||
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム( http://www.mcpc-jp.org/ ) | ||
モバイルコンピューティングの普及促進のために、技術上・運用上の課題調査、課題への対応、共同研究、開発の推進等を進め、情報化社会の発展拡大に貢献している団体。 |
以上 |
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