第69号 |
平成18年2月27日 |
ヤマトホ−ルディングス(株) |
セイノ−ホ−ルディングス(株) |
ヤマトホ−ルディングス・セイノ−ホ−ルディングス |
ヤマトホ−ルディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長 有富慶二)(以下「ヤマトHD」という。)とセイノ−ホ−ルディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長 田口義隆)(以下「セイノ−HD」という。)は本日、両社間においてボックスチャ−タ−事業(以下「BC事業」という。)における共同出資契約を締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。 |
記 |
1. | 背景 |
ヤマトHD傘下のヤマト運輸株式会社及びヤマトボックスチャ−タ−株式会社(以下「YBC(株)という。」)において、販売をしているクロネコボックスチャ−タ−便は、発売以来1年を経過し、取り扱い件数も順調に推移しており、顧客ニ−ズを的確に捉えた商品であると判断いたしました。今回、早急に販売体制と運用体制の強化を図り、企業間物流における「新デファクトスタンダ−ド」として確立するために、両社は主要な路線会社との強固な協力関係の下でのフランチャイズシステムによる事業展開が有効であると判断しました。 |
2. | 業務提携の趣旨 |
ヤマトHDはBC事業を早急に全国展開するためのパ−トナ−としてセイノ−HDの賛同を得ることができました。「ヤマトのロ−ルボックスパレットを活用した輸送ノウハウとその管理機能」、「西濃の国内の全国ネットを背景にした幹線輸送機能」というそれぞれの強みを生かし、スピ−ディ−に対応するという方針で見解が一致したものです。両社の持つ技術、設備等を相互に有効利用し、BC事業の推進で流通在庫や仕掛在庫削減を目指す荷主企業に対し、中ロットの荷物を中長距離の区間でJIT(ジャストインタイム)納品する機能を提供することにより、顧客のSCM構築に貢献して、競争力のある高品質なサ−ビスの確立のために業務提携を行う事にしました。 |
3. | BC事業の概要 | |
[1] | 販売商品名 | |
「JITBOX チャ−タ−便」 | ||
[2] | 対象市場 | |
SCMのニ−ズを持つメ−カ−の商品物流、JIT納品を求められる部品・原料メ−カ−の納品物流 | ||
[3] | 提供するサ−ビス機能(サ−ビス) | |
中ロット貨物の中長距離輸送、JIT納品機能とRBP(ロ−ルボックスパレット)1本単位の貸切機能 | ||
[4] | 事業形態 | |
路線便事業者によるフランチャイズ方式 |
4. | BC事業での組織形態 | |
(1) | 平成18年3月1日に、YBC(株)を事業分割し、ボックスチャ−タ−(株)と社名変更。ヤマトHDより追加出資、セイノ−HDより新規出資を受け、フランチャイザ−機能を担う。 | |
(2) | 現時点では4月3日より、YBC(株)他12社、ヤマト運輸(株)、西濃運輸(株)他セイノー輸送グル−プ20社、合計35社がBC事業のフランチャイジ−機能を担う、事業展開の予定であります。なお、今後両社においてフランチャイジ−会社として参加要請する路線会社を選定していきますので、参加企業が増える可能性があります。 |
5. | BC(株)の第三者割当増資 | ||
(1) | 発行新株式数 | 普通株式 4,000株 | |
(2) | 発行価格 | 1株につき 50,000円 | |
(3) | 発行価格の総額 | 200百万円 |
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(4) | 払込期日 | 2006年3月1日 | |
(5) | 割当先及び株式数 | ヤマトホ−ルディングス(株) 3,310株 | |
セイノ−ホ−ルディングス(株) 690株 | |||
(6) | 取得後の所有割合 | ヤマトホ−ルディングス(株) 85.0% | |
セイノ−ホ−ルディングス(株) 15.0% |
6. | 新会社の概要(3/1より) |
7. | 両社の概要 |
ヤマトホ−ルディングス(平成17年11月1日現在) | |
セイノ−ホ−ルディングス(平成17年10月1日現在) | |
【お問合せ先】 |
○ ヤマトホ−ルディングス(株)広報担当 大庭・伊藤(03−3248−5806・5822)まで |
○ セイノ−ホ−ルディングス(株)広報担当 小栗(0584−82−5002)まで |
以上 |
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