1. |
告訴額 |
|
告訴額は約1億7千万円です。 |
|
社内調査で把握している被害額は、約5億7千万円でありますが、現時点で証拠書類等裏付け確認が取れた金額をもって告訴をしました。 |
|
|
2. |
内容 |
|
告訴対象期間の平成16年4月から平成17年7月の1年4ケ月に渡り、経理業務の管理責任者という職位を利用して銀行印の不正使用や帳簿残高の改ざん等を行い、不正に現金を着服しました。虚偽による書類作成、証拠書類の破棄等、巧妙な手口による隠蔽工作が行われていたため、通常の監査では発見できませんでした。 |
|
|
3. |
再発防止策 |
|
内部の牽制機能を更に強化するため、早急に以下の再発防止策に取り組みました。 |
|
(1) |
全国74ケ所の経理事務拠点の総点検を実施する。 |
|
(2) |
社内監査の他、外部牽制機能として子会社(グループの人事・経理業務の受託会社)を通したチェックシステムを導入する。 |
|
|
4. |
関係者の処分 |
|
社内規程に基づき、社長以下関係役員を含め厳重に処分いたします。 |
|
|
5. |
会社コメント |
|
このような不祥事を発生させてしまい、大変申し訳なく思っております。担当職務を利用した悪質な手口でありますが、社内監査において発見できなかったことを真摯に受け止め、二度とこのような事態を発生させないよう、再発防止に取り組む所存であります。 |