第38号
平成17年10月18日

新発想で着工された車両整備工場 ( 札幌工場 ) の竣工のお知ら

  ヤマトグループのヤマトオートワークス(株)(本社:東京都文京区、代表取締役社長 堀越克己、以下ヤマトオートワークス)は、事業用トラック事業者様の利便性を向上し、更なるコスト削減を実現するために、斬新な発想を取り入れた工場を札幌に新設しましたので、お知らせいたします。
 

1. 背景
  ヤマトオートワークスは、運送事業者様の「自家工場」として、事業用トラックの整備を始めとして、車両管理に関わるトータルコストの削減を使命としております。営業車両の稼働を止めないために、いつでも整備ができる24時間・365日営業の提供、短時間で作業を行なえる時間軸整備の提供、計画外の臨時整備を減らすための定期的な巡回点検の提供など、業界の先端を行く新しいサービスを実現してまいりましたが、更にお客様に喜んでいただけるよう、生産性向上、そして環境への配慮、社員の働きやすさを追求し、今回のスーパーワークスの竣工に至りました。札幌工場の完成により、北海道地区のお客様に、さらに便利にヤマトオートワークスをご利用いただけるようにして参ります。

2. 施設の概要
  (1) 所在地      札幌市白石区本通21丁目北562番102号
  (2) 敷地面積    5023.40u
  (3) 建築延面積  977.95u

3. 施設の特徴
  (1) スーパーワークスとスーパークルー
    当工場は、整備スタッフ全員が検査員資格保有者という全く新しい整備システムを導入します。これら整備スタッフをスーパークルー、それをバックアップする施設をスーパーワークスと呼称することにしました。ハード・ソフトともに充実した車両整備工場の操業により、最高の施設で最高の技術者が最高のサービス提供を目指します。今後、同様の施設、整備システムを全国に展開予定です。
  (2) 生産性の向上と環境への配慮
    作業生産性の向上は、整備員の作業に伴う移動距離(=時間)を抑えるコンパクトな作業場レイアウト、大型リフト1基につき小型車2台が同時に作業できる業界初の大型・小型兼用リフトの開発(ビジネス特許出願済)、入庫から出庫まで一度も入れ替えを必要としない一筆書きのレイアウトなどで実現しています。また、周辺環境や地域特性への配慮は、廃油・粉塵の吸引処理装置、雨水の循環再利用施設、廃油利用の工場内床暖房システム、清潔で明るい全面ガラス張りの事務棟など、各所に工夫を凝らした設計となっております。また、施設のコンパクト化は、投資に伴うユーザー様へのご負担を極力回避して行きたいというヤマトオートワークスの経営姿勢にも基づいています。

4. 営業開始日
  平成17年10月20日

5. 資料
  外観写真 (正面から望む)
 
   
  リフト写真 (大型・小型兼用リフト《ビジネス特許出願済》)
 

以上


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