第60号
平成16年3月12日

乾電池のゼロエミッションリサイクルについて

  ヤマトグループ(ヤマト運輸(株)本社:東京都中央区・代表取締役社長 山崎 篤)は、2月1日より企業の社会的責任として、廃棄物を削減するとともに、適性処理を進め、資源を有効活用するため、乾電池のゼロエミッションリサイクルに取り組んでおりますのでお知らせいたします。
 
 
1. 背 景
ヤマト運輸では宅急便やクロネコメール便の業務において、ポータブル・ポスやペンスキャナといった携帯端末を利用しています。これらの携帯端末では乾電池を使用しており、使用量は全社で年間50t強(約200万本)となります。こうした乾電池の処理は、今まで各地域で廃棄物処理業者に委託してきました。しかし、処理方法の大部分が埋立処理であること・企業の社会的責任として廃棄物を削減するとともに、資源を有効活用したいと考えたことなどから、2月1日より、乾電池のゼロエミッションリサイクル(廃棄物を限りなくゼロにする処理)に取り組むことにしました。
 
2. リサイクル方法
全国各地で使用済みになった乾電池を野村興産(株)(本社:東京都中央区・代表取締役社長 兼丸 敞)のイトムカ鉱業所に送ります。使用済み乾電池はそこで、鉄・亜鉛・マンガン等に再資源化されます。
  
3. 乾電池が入ったポータブルポスのイメージ写真
 
以上

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