第47号
平成16年1月9日

モーダルシフトへの取り組みについて

 ヤマトグループ(ヤマト運輸(株)本社:東京都中央区・代表取締役社長 山崎 篤)は、モーダルシフト促進の一環として、日本貨物鉄道株式会社と共同で大阪貨物ターミナル駅構内の倉庫を利用した取り組みを開始しましたのでお知らせいたします。
 
 
1.目的
ヤマトグループは、環境保護活動のひとつとしCO2排出量削減を推進するため、モーダルシフトの拡大をすすめています。その一環として、鉄道への積み替え効率を高めるため、JR大阪貨物ターミナル駅構内に立地する倉庫を賃借致しました。
 
2.内容
[1] クロネコメール便
  関西地区より全国各地に出荷される大口顧客のクロネコメール便の輸送を鉄道利用に切り換える。(効果:年間大型トラック約1170台分)
[2] 流動機材(幹線輸送で利用する荷物を入れるカゴ)
  全国各地からの流動機材の輸送を一部鉄道利用に切り換え関西地区に集約する。
(効果:年間大型トラック約302台分)
[3] 宅急便
  午前中集めた宅急便を一部鉄道利用に切り換える。
(効果:年間大型トラック約64台)
 
3.倉庫の概要
[1] 広さ
  屋内約300坪でヒサシ下約80坪、高さ7メートルの倉庫2棟。
[2] 立地及び使い勝手
  ・ 大阪貨物ターミナル駅と倉庫の距離が車で3分と近い。
・ トラックが倉庫の中まで乗り入れができる。
・ 倉庫内で荷物をJR5トンコンテナに積み替えができる
 
4. CO2削減量(年間)
  現在   1456.9トン
  転換後   283.5トン
  削減量  1173.4トン
 
5.倉庫写真
以 上

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