“DAN-TOTSU”を目指して 不用品のリユース・リサイクル
“DAN-TOTSU”を目指して 不用品のリユース・リサイクル

“DAN-TOTSU”を目指して 不用品のリユース・リサイクル

不要家電・家具をリユースしてネコロジー※を推進

引越、家財の配達や設置を手掛けるヤマトホームコンビニエンスには、不用になった家電や家具が集まります。 これらを廃棄するのではなく、きれいにしてレンタル・販売する事業が「環境にもお財布にもやさしい」と評判になっています。
※ ネコロジー:ヤマトグループの環境保護活動の総称。

Q 引越し支援事業では、不要になった家電や家具が集まってしまうのでは?

A リユース品としてレンタル・販売しています。

不用家電・家具のレンタル・販売事業

家電リサイクル法には、不用家電を製造業者に適切にリサイクルさせるための「リサイクル料金」が定められています。一人用の小型冷蔵庫を廃棄する場合、リサイクル料金の約3,600円に収集運搬料金を加算した金額が、通常請求されます。また、不用家具にも処分料金がかかります。そこで、ヤマトホームコンビニエンスが引越をお手伝いする場合、もう一度使えるもの、つまりリユースできる物については料金を基本的には頂戴せず、リユース品として回収します。製造から6年以内のものであれば買い取りも行います。まだ使えるものを廃棄するのは、もったいないですし環境にもよくありません。
集まった家電・家具はきれいにして全国に8か所あるリサイクルセンターで販売しています。また、転勤や単身生活など短期間だけ家電が必要な方に貸し出す「クロネコおまかせレンタル」事業を始めました。リユース品の家電をリーズナブルな料金でレンタルできるので、「環境にもお財布にもやさしい」とご好評をいただいています。この事業が始まったのは2009年からですが、リユース品をレンタルするお客さまが増え、携わるスタッフの数も3倍以上になりました。最近は、個人のお客さまだけでなく、法人のお客さまとの契約も増えています。

Q リユース品の家電・家具の品質は大丈夫?

A 洗浄・動作確認、修理を徹底していますから安心してお使いいただけます。

私は家電の洗浄・動作確認工程の責任者をしています。例えば洗濯機や冷蔵庫であれば、外装だけでなく、内側も含めてすべて洗浄・点検しています。また、機能面で不具合が起きないよう、洗濯槽を回してみたり、冷蔵庫の冷え具合を確認したりと、家電ごとに異なるチェックシートで確認し、安心して使っていただけるように、丁寧な作業を心掛けています。
一つの家電をよみがえらせるために、汚れに合わせた洗浄や効率よく点検できる方法を考えるなど、さまざまな工夫が必要ですが、本来であれば廃棄される家電を、私が洗浄・動作確認することによって、多くの人々にもう一度、安全・安心にご利用いただけることは、大きなやりがいになっています。

Q リユース品事業の今後の目標は?

A さまざまな客さまのニーズにお応えしていきます。

販売拠点であるリサイクルセンターは全国に8か所ありますが、「近くにリサイクルセンターがないけれど、リユース品を実際に見て購入したい」というお客さまのニーズにお応えして、各地で出張販売も行っています。「クロネコキャラバン」と称するこの出張販売会は2011年から開始し、2014年度は200回開催しました。大変好評をいただいており、毎回楽しみにして来て下さるリピーターのお客さまもいらっしゃいます。例えば、熊本県阿蘇市では、廃校になった小学校を利用して開催し、地元の方が農産物を販売する隣で家電・家具を販売するなど、地元の方と一緒に地域活性化につながる企画に参加させていただきました。
これからもお客さまの声に耳を傾け、形を変えながら、リユース品事業の利用者を拡大し、「ネコロジー」を推進していきます。

不要品をリユースする仕組み
不要品をリユースする仕組み
洗濯機の洗浄を行う社員
高圧洗浄機で洗濯機の外装を洗浄
リユース品の販売にいらっしゃったお客様
離島や過疎地などでも、
リユース品を販売する
「クロネコキャラバン」を展開

なみの高原やすらぎ交流館様から

クロネコキャラバンは大好評でした。

熊本県阿蘇市
なみの高原
やすらぎ交流館 館長
望月 克哉 様

当館で「クロネコキャラバン」を開催した際にも大型冷蔵庫や洗濯機、家具などが飛ぶように売れるのを見て、びっくりしました。来場者の方からは、「普段からなかなか新品は買えないし、都市部のリサイクルショップに行く時間もないので、こうしたリユース品の出張販売はとても助かる」との声をもらい、大好評のうちに終わりました。
リユース品の販売は、捨てられるはずだった家具や家電が再利用されるので、環境保全に貢献しているし、買う側も安くて良いものが手に入るので、非常に良い取り組みだと思います。
今後も各地で、「クロネコキャラバン」を開催し、リユース品の販売機会を継続して提供していただきたいと思います。